👪 保護者・先生の方へ

子どもたちがAIと上手につきあえるよう、大人ができることをまとめました。

「禁止」より「一緒に考える」

生成AIは、検索エンジンやスマートフォンのように、これからの社会で当たり前に使われる道具になっていくと考えられます。一律に禁止すると、子どもが大人の目の届かないところで使い、トラブルが起きても相談しにくくなるおそれがあります。

おすすめしたいのは、大人も一緒に触ってみて、しくみと注意点を話し合うことです。大人自身がAIの答えをうのみにしない姿を見せることも、大切な学びになります。

家庭で話し合いたい5つのこと

  1. どのサービスを、何のために使うか ― 年齢制限や保護者の同意が必要かも一緒に確認しましょう。
  2. 入力してはいけない情報 ― 本人だけでなく、家族や友達の情報も含まれることを伝えましょう。
  3. 勉強での使い方 ― 学校のルールを確認し、「答えをもらう」ではなく「理解を助ける」使い方を。
  4. 使う時間と場所 ― 就寝前の使用や長時間の利用を避けるルールを。
  5. 困ったときにどうするか ― 「何があっても、まず話してくれたら怒らない」と伝えておくことが、いちばんの予防策です。

家庭のルール例

  • 新しいAIサービスやアプリは、家族に相談してから使う
  • 名前・住所・学校名・顔写真・友達の情報は入力しない
  • 宿題に使うときは、学校のルールに従う。丸写しはしない
  • 人の顔や声を使った画像・動画・音声は作らない、送らない
  • 使うのは〇時まで。寝室には持ち込まない
  • お金がかかる画面が出たら、必ず家族に聞く
  • いやなこと、こわいことがあったら、すぐに家族に話す
  • 家族の合言葉を決め、お金の話が出たら確認する

ルールは大人が一方的に決めるより、子どもと一緒に作るほうが守られやすくなります。定期的に見直すことも大切です。

見守りのための設定

※ 各サービスの年齢制限や設定項目は変わることがあります。利用前に公式の利用規約・ヘルプを確認してください。

子どもから相談を受けたら

  1. まず受け止める。「話してくれてありがとう」と伝え、責めたり叱ったりしない。
  2. 証拠を保存する。画像や投稿のスクリーンショット、URL、日時など。
  3. 拡散を止める。SNS等の通報機能で削除を依頼する。
  4. 専門窓口に相談する。学校、警察、法務局、消費生活センターなど。→ 相談窓口一覧

特に、画像を悪用された被害は、子どもが強い恥ずかしさから誰にも言えないことがあります。被害を受けた子どもは悪くないことを、はっきり伝えてください。

学校・授業での活用

文部科学省は、学校現場での生成AIの利用について「初等中等教育段階における生成AIの利用に関するガイドライン」を公表しています。学校での使い方を考える際は、最新版を文部科学省のウェブサイトで確認してください。

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